テレビや雑誌で何かと目にすることが多い、日本人にとって憧れの場所ハワイ。
ハワイ諸島は、似ているようでそれぞれが違った特徴を持つ奥深い島々なのです。(観光で行くことができるのは6島です。)

ハワイリピーターでも未知の場所は絶対にラナイ島。ラナイ島にはなんと!信号はない、舗装されていない道路もたくさん、約3000人だけが暮らす360平方キロメートルほどの島。
そんな島なのに、そんな島だから?行ってみたら驚きの自然に満ちていたのです。

2つのフォーシーズンズホテルとゴルフ場、ホテルラナイという島の名前そのままのホテルがある、ということだけは知っていた。(今ではエアビーで部屋も借りることできる!)
ハネムーンやゴルフのイメージが強くて、ラナイ島に行こうなんてある時まで考えたこともなかった。
でも、石が転がっている写真を見て気になり、そうだ日帰りで行ってみようと思い立ったのです。そして、ラナイ島を、しかもひとりで訪れてみました。
ちょっと変わった旅が好きな私が選んだ方法は、マウイ島からフェリーで行くこと。その体験を基にラナイ島1日観光モデルコースを紹介します!
ラナイ島の交通手段やオプショナルツアーは最後に記載しています。
6:30 マウイ島・ラハイナハーバーを出発
ハワイ諸島最後の楽園ラナイ島へは、約14キロメートルしか離れていないマウイ島からフェリー(エクスペディション号)が出ています。
フェリーが出るラハイナハーバーは、マウイ島のシンボル・この大きなバニヤンツリーのすぐ近く。
マウイ島で2023年に山火事が起きる前のバニヤンツリーの写真です。(火事で燃えてしまったけど、少しずつ再生している)

1日に3便のみなので、一番早い6:30発に乗船するのがオススメ。

ラハイナハーバーからラナイ島のマネレハーバーまで約1時間。帰りもフェリーを利用する場合は、17:30がラナイ島からの最終便です。

ラナイ島に行ったことのある人から「フェリーからはすぐ近くにイルカが見れるかもしれないから、乗船中ものんびりしてはいられないよ」と聞いてたけれど、私は見ることができませんでした……
ホエールウォッチングの時期(1月~3月ごろ)には運が良ければクジラが姿を現わすこともあるそうです。

ラナイ島は、幅20キロメートル、長さ29キロメートルほどの大きさ。舗装されている道は島全体で約48キロメートルだけなので、観光には4輪駆動車が必須。
8:00 シュノーケリングで有名な「フロポエ湾」と伝説の石
フェリーが到着するマネレハーバーから車で約5分の「フロポエ湾」。
ハワイでよく見かける白砂と真っ青なビーチはここにも。写真の奥に見える、フォーシーズンズホテルがあるぐらいで、とにか〜くのどかな場所。

ここは、波も穏やかでシュノーケリングにもってこいのビーチ。また、潮の満ち引きによって現れる天然プールは、まるで水の温泉。
私は、海に入らず眺めていただけでした。(当時はあんまり海に入るっていう意欲がなかった。今では考えられない!!!)

イルカの群れが歓迎してくれているかのようにやってくる、というサプライズが起きることもあるそうです。
12月~3月ごろは、波が荒くなることがあるので注意が必要とのこと。

たくさんの伝説や神話が残るハワイの島々。その一つが、伝説の石「スイートハートロック(ハワイ語でプウペへ)」。
フロポエ湾から約20分ほどのハイキングで、上から眺めるとハート型に見える岩を見下ろせる場所に到着できます。(20分ぐらいで行けると後から知ったのです……行きたかったなぁ。)

ハワイの伝説で、その昔ぺへと彼女に恋した戦士マカケハウが眠る場所。嵐によって命を落としたぺへの亡骸をこの岩の上に埋めた後に、マカケハウも彼女のあとを追うように海に身を投げた、とか。
悲しい場所なのですが、でも悲しい結末とは正反対の明るいブルーの海や空。
写真でもこんなに印象的なので、実際に見てみたら何を感じるのかなぁと想像だけしています。
11:30 ここは別の惑星?!「神々の庭園」
次の目的地、真っ赤な大地が広がる「神々の庭園」までは、4輪駆動車のみでアクセス可能。「フロポエ湾」から約1時間のドライブ。

途中からは、舗装されていない道路なのででこぼこ道と、写真のような木々が生い茂る中をひたすら走る走る。
少し前まではビーチにいたのに、ほんの少し移動しただけで、高原のような場所に変わるのもラナイ島の魅力です。

庭園の入り口らしき場所には、神々の庭園を意味する「Garden of the Gods」と刻まれた石像があります。この写真の石は、全部自然がつくりあげたもの。

一面に広がる赤土と真っ青な空と海に惹きつけられ、立ちすくんでしまった。

神々の庭園は、ハワイ語では「ケアヒアカヴェロ(カヴェロによって付けられた火)」という意味。これにも伝説があってその昔、モロカイ島とラナイ島のカフナ(神官)の争いが始まったのです。
戦いの決着をつけたのはラナイ島のカフナ・カヴェロ。モロカイ島のカフナの持ち物を火で燃やす、という魔術を使い終焉を迎えた地。
だから「神々の庭園」というのかな。名前だけ聞いたら神聖な場所のように思ったけれど戦地でした。

赤土にゴツゴツとした岩や石が無造作に転がっていたり、またこの地に草木が生えていたりという不思議な光景。別の惑星に来たみたいで、誰もがここがハワイだということを忘れてしまうはず。
神聖な場所なので石を持ち帰ったり、積み重ねたりすることは控えましょう。
13:00 車は走っているけれど信号はない?! 小さな中心地ラナイシティ

島の中心地・ラナイシティまでに続く道にも、驚きに満ちた風景が。
フォーシーズンズ リゾート センセイ ラナイ(昔のザ ロッジ アット コエレ)を通り過ぎたあたりから、ノーフォークパインツリーのトンネルがずーっと続いている。
空にまで届きそうな木は、周囲に建物がほとんどないから、一層高く見えた。

ラナイシティの大きさは約18平方キロメートル。警察などの公的機関に銀行、ショップ、レストラン、島で最初のホテル「ホテル ラナイ」など、全てここに集中しています。

その昔、世界の75パーセントものパイナップルを生産していたラナイ島には、その名残のドールパークというのがあって、その周辺に見所が集まっているんだとか。
車で近くを通った感じでは、1時間もあればだいたい全部みることができてしまい、2往復ほどすれば顔も覚えられてしまうぐらい?!の小さな場所に思えました。

町の中で目に入ってくるのは、さっき道路の脇にいっぱい生えていた町のシンボルのようなノーフォークパインツリー。
このパインツリーの魅力にはまってしまったらドールパークへ行ってみて。所せましと並ぶパインツリーのオンパレードに出会えるそう。

お腹がすいてきたら、ローカルな店の中でも注目の一つ「ブルージンジャー カフェ」へ。
ハワイ名物ロコモコから、ハワイ風ヌードルのサイミン、白味魚のマヒマヒなどB級グルメからプレートランチまでありました。
ザ・ハワイアンメニューがある中で私が選んだのはなぜかこれ↓

まるで日本の食堂にやって来たかのような、安心できる佇まい、というかお客さん私だけだったなー。
16:00 座礁した船が未だ残るシップレックビーチ

ラナイシティからは約30分。シップレックビーチの名前の由来は、その名の通り昔多くの船が座礁したこと。

写真の海に浮かんでるように見える小さな物体は、1940年代に座礁した船。

現在までその姿を残す、歴史を感じる船。近くまで行かなかったけれど、こんな様子。哀愁感ただようと共に、航海の大変さが伝わってきます。
ところでここのビーチは、めちゃくちゃ風が強くって、のんびり過ごすというところではありませんでした(私が訪れた時間帯だけかもしれないけれど)。
個人的には、ビーチを楽しみたければ最初のフロポエ湾がおすすめです。
ラナイ島のツアー・まわり方・宿泊ガイド
未知の島、ラナイ島は1日でも十分にワクワクとのんびりとした島のペース、そして感動を味わえた。ハワイの他の島とは違う、ラナイ島の魅力が伝わっていると嬉しいです!以下参考にしてみてください。
マウイ島発のラナイ島ツアー
ラナイ島観光ツアー ラナイ島の観光名所をガイドさんと訪れ、その後自由時間もありおすすめ!
シュノーケリングクルーズ フロポエビーチだけでシュノーケリングを思いっきり楽しみたい人に
フェリーチケット+トレッカーツアーかレンタカー
「ベルトラ」のウェブサイト(
ラナイ島行きフェリーチケット<片道・往復>)で購入できます。
- 4×4トレッカーツアーに参加
- レンタカーで自由に回る
という方法。
私は、Rabaca’s Limousine を事前に予約。ドライバーのブルース(多分ここの会社のオーナー)は、笑顔が自然とあふれるザ・ハワイな人柄でした。車の台数が限られているから早めに予約しましょう。
宿泊してラナイ島をのんびり満喫したい人