「ヨガ」と聞くと何を想像しますか?見映えのよいポーズ?お洒落なライフスタイル?全く間違っているとは言えないけれど、ヨガはもっともっと奥深いもの。ヨガは「生き方そのもの」。
私も以前は、ヨガって単なるポーズを決めるもの、体のエクササイズ的なものだと思っていたけれど、体はもちろん心や考え方にまで影響を与えると実感している今日この頃。
じゃあ「ヨガって何?」、「ヨガは生き方そのものって?」という方に、今回は私の「ヨガのある生活・ヨガライフ」を紹介します!とっても簡単なので実践してみてください。
「時間は有限」だったらその大切な時間をストレスを感じたり、落ち込んだりして生きるのはもったいない。もちろん落ち込むこともたくさんあるけれど、前向きになれ、心に落ち着きをもたらしてくれたり、他にもたくさんメリットのあるヨガライフです。
朝はこれでスタート!ヨガのひとつ「アーサナ」
たくさんの人が抱くヨガのイメージは、多分こんな感じでカッコよくポーズを決めるアーサナ。(もちろんこれもヨガだけれど、ヨガの4つの道の一部であってこれだけがヨガではないのです)。
ちなみにこの簡単そうに見えるポーズもヨガ(アーサナ)。
女性のイメージが強いヨガ、でも男性のヨギもたくさん。
朝起きて、体をほぐしながら目覚めていく瞬間がものすごく好き。何よりもこのルーティンは1日を始めるのにとっても大切と気づく。
私の場合は、軽くストレッチをした後に太陽礼拝(サンサルテーション/Surya Namaskar)、そしていろんな動きをミックス。
(最初に右足を後ろに下げる動き、そのあとこの映像のように左足を下げるというように必ず左右両方を繰り返しましょう)
詳しく知りたい人はシヴァナンダヨガの太陽礼拝(イラストと文字)もしくはこちら!
最初は何をやったらいいの?という人にはシヴァナンダヨガの12のベーシックアーサナがおすすめ。動きがゆっくりで、ポーズとポーズの間にシャバーサナ(シャバアーサナ)という、リラックスのポーズが入るのが特徴。
他にもオンラインでこれでもか!というほどいろんな流派や目的別の動きがアップされています。体の各部分を強制的に強く、またほぐしていく動きを紹介しているものまで。自分が気持ちよいと感じる動きを取り入れていくといいと思います。
私は大体同じような一連の流れをいっつもやっていて、これをやらないと体がほぐしてーと叫んでいる、そしてヨガのあとはいつも心が落ち着く、そしてヨガをしている時は心がまっさらなんだけれど、ふとしたアイデアが出てきたりするから不思議。
呼吸法と瞑想にもチャレンジ!
そして、大切なのは呼吸。呼吸をコントロールできるとマインド(気持ち)もコントロールできるのです。アーサナの最初か最後に呼吸法を取り入れてみて。イライラしていたのが不思議と穏やかになったり、ナーバスな気持ちを取り除いてくれたり、とにかく心が落ち着くのです。
おすすめの呼吸法は「Anuloma Viloma(片鼻呼吸法)」。英語だけれどとてもわかりやすい解説付き。
瞑想はいろんなやり方があり、どうやっていいのかわからないという人もいるかもしれません。そういう場合はガイドに従って瞑想してみるとよいですよ。私の場合はこのやり方。
- 文句を言う前に感謝すべきことを考える
- 呼吸に集中する
- 頭を真っ白にする (邪魔なものが出てくるのは当たり前、とにかく呼吸に意識する)
自分の気持ちやその日にやることを書き出してみる
ヨガとは少し離れるかもしれないけれど、頭で考えるのと書き出すのは全く別のこと。これを朝することで落ち込んでいても何故か気持ちがスッキリする。
またやらなくてはいけないことって知らず知らずにうちにたまっていたりするもの。これもリストアップすると何が大切か、逆に今やらなくてもいいことに気付いたり。
ここまでが朝起きて、朝食を取る前にできるとベスト!1日が全く違うものに感じるのです。
スピリチュアルな本を読むもしくは講座を聞く
サンスクリット語で書かれたヨガの経典のひとつ「バガヴァッド・ギーター」は、ヨガの哲学が学べる一冊。
講座なら一押しはSri Prem Baba (@sriprembaba)。彼はブラジル人なのでポルトガル語だけれど、多くのレクチャーには英語の訳付き。(残念ながらまだ日本語はないのです)。レクチャーはこちらから (@djaago)。
毎日その日の言葉 (Flower of the day) がインスタグラムのストーリーにアップされるので読んでみてください。(ポル語・スペイン語・英語)。
彼は私のグルと信じているぐらい、彼の教えはどれも心に染みるものばかり。例えば
自分のやっていることに自信が持てなかった時、なんだか人の目を気にしながら行動してた時にこの言葉を友達から言われてものすごく感動したのを覚えている。
マントラを唱えるもしくは流す
瞑想の後にやってもいいし、マントラだけ好きな時間に唱えるのもOK 流すだけでも効果的だけれど、一緒に唱えるのが大切。サンスクリット語を発すると、心が清められ、さらに純粋なエネルギーが宿るという効果が得られ、不思議なバイブレーションを感じるはず。
ヨガのある生活を送る空間づくり
もちろん部屋のスペースに限りがある人も多いはず。でも家の中の一角にミニ仏壇をつくってみたり、スピリチュアルな本やインドの神様の絵や写真を飾ったり、いいエナジーが流れるように工夫してみて。
お気に入りのお香やネガティブなエネルギーを取り除いてくれ、香りだけで癒されるパロサントを炊いてみて。
写真は、「アメスカウ」と「カピンアルアンダ」というブラジルのインディオ・パタショ(約300近くある部族の中のひとつ)が浄化のために使用するネイティブ植物。これを燃やすことで、その場やその場にいる人々のエネルギーを浄化してくれる。
食べる物にも意識する
加工食品を避け、自然のもの、自炊を心がける。もちろん時間に限りがありますが……
夢はこんな畑を持つこと!この大きさは難しいけれど、家庭菜園や、葉物だけ育ててみたり。
オーガニック野菜は形は不格好でも色がとにかくキレイ!
そして大切なのはバランス!こういう生活を送りながらもやっぱりたまにはハメを外したり、お酒を飲んだり、踊りに行ったりしたくなるはず。逆にそうならなければヨガの道をまっしぐらな状態。
そして心の声・宇宙からの声を聞く、忙しくしていると、一番大切なこれらのメッセージに気付くことができないのです。
以前にヨガのTTC(インストラクター養成講座)の選び方について紹介しましたが、今は海外旅行も難しい時…… できれば蜜を避けたい。なら、将来のTTCを見据えて、ヨガのある生活を送ってみてください!