ガンジス川の源流「ガンゴートリー」までの巡礼道とおすすめ観光地

どうしても行きたかったガンジス川源流の地「ガンゴートリー」。そこまでの道のりは騙されたり助けられたり、ガタガタ道に土砂崩れ、激混みのバス、耳をつくような音楽とクラクション。(もちろんクーラー付きのタクシーでもいけます)

とにかく大変だったけれど道中楽しめたのは、窓から見えた絶景、ひたすら歩き続けている巡礼者たち、休憩で立ち寄る未開の地とインド人だけしかいない観光スポット。

デリーからガンゴートリーまでの巡礼道とおすすめのスポットを紹介します!

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ガンゴートリーまでの道のり〜「デリー」から「ハリドワール」〜

デリーからガンゴートリーの途中で、どこかの街に滞在してみるのがオススメ。

私の場合はまずはデリーからハリドワールへ行き2泊。盛大なアールティや願い事が叶うことで知られるマンサ・デヴィ寺院、巡礼者たちとの交流(笑)、マーケットを散策。

ハリドワールのアールティ後の様子
アールティ終了後の様子。沐浴する人も
マンサデヴィ寺院の入り口
高台に建つマンサデヴィ寺院の入り口

デリーからハリドワールまではタクシーで5時間ぐらい。

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ハリドワールのアールティ

ガンゴートリーからの帰りには、ガンジス川にかかる大きな吊り橋が象徴的なヨガの聖地「リシケシ」へ。

ガンジス川にかかる吊り橋
リシケシに2つある吊り橋のうちのひとつ

ヨガや瞑想できるところがたくさん、インドらしさを残しつつ発展している街、ガンジス川と毎日向き合えた大好きな場所。

ハリドワールとリシケシはタクシーで1時間、バスで1時間30分ぐらいです。

ガンゴートリーまでの道のり〜「ハリドワール」から「ウッタラカーシー」〜

ハリドワールからガンゴートリーの途中、ヨガのインストラクター養成講座を取るためウッタラカーシーへ。特に用がなければ長距離移動になるけれど、ガンゴートリーまでそのまま行けます。(約9時間)

ハリドワールからウッタラカーシーまではインドの公共のバスで。窓からは絶景続きで飽きることのないインドの光景。

バスから見えた川と山の景色
ハリドワールからウッタラカーシーまでの絶景

そして山道ならではのハプニング土砂崩れ。

バスを邪魔している石をどけている人
道幅ギリギリを走るバス。走行を妨げる石を取り除いているところ

バスの移動について気になる人はこちら↓

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ハリドワールからウッタラカーシーの風景

ウッタラカーシーは観光地でなく、ただの町だけれどホテルやアシュラムもあります。

混雑した道でトラックの荷台に乗っている人たち
選挙運動?をやっていてトラックの荷台に乗り込んでいる人たち

美味しい食べ物を売っている屋台も(これはインドのほとんどの街にあった。)

屋台で食べ物をつくっている男性

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ガンゴートリーまでの道のり〜「ウッタラカーシー」から「ガンゴートリー」〜

ここまできたらあと一息!私はヨガの仲間と一緒にジープを利用。とにかく登って登りまくる道だった。

山道に止まっているジープと人が乗り込んでいるトラック
土砂崩れのため一時停止中。トラックで移動しているインド人も
山道を歩く巡礼者たち
巡礼シーズンだったからか巡礼者を見かけた

ガタガタ道はドライバーだけでなく乗っている人も疲れるので、チャイ休憩は欠かせない。周囲は自然しかないような屋台でチャイを飲んだりサモサを食べたり。

屋台で食べ物を揚げている女性
美味しい香りと湯気にそそられ行列のできていた屋台

途中の絶景スポットでまた休憩そしてもちろん写真撮影も。

ガンジス川の渓谷、リンゴの木と大麻草
この辺りはりんごと大麻の木がたくさん植えられている

ウッタラカーシーからガンゴートリーまではジープで約4時間。道中に立ち寄ったおすすめのスポットを3つ紹介します!

超巨大なシヴァ神の銅像が目印の「パイロット ババ アシュラム」

ガンゴートリーまで残りわずか(といっても4時間)。ウッタラカーシーを出発して30分ぐらいで、緑の中に存在感溢れる巨大な銅像が現れます。

山の中に大きなシヴァ神の銅像
突如現れる緑に映えるシヴァ神

ヒンドゥー教の神々の銅像があちらこちらに飾られている「パイロット ババ アシュラム」。

パイロット ババ アシュラムの入り口

入り口は質素な感じがするけれど、みんな大好きなガネーシャからインドらしいシュールな銅像あり、みているだけで楽しい。

カーリー、ハヌマン、そしてシヴァ神の銅像
生首を持ちシヴァ神を踏みつけるカーリー女神にハヌマン

裏手に行くとガンジス川と一面に広がる緑がすごく綺麗。

ガンジス川と丘

ワイナリーでなくリンゴ畑の谷?!「ハーシル」

リンゴ畑が広がる谷間の村「ハーシル」。オーストラリア人の旅仲間から「アップルワイナリー」に行く、と聞いてテンションが上がっていた私。

ハーシルの村

こんなところでワインが飲めるの?とワクワクしていたが、どうやらそれは「アップルバレー」か「ハーシル(Harsil)」の聞き間違いだったみたい。(どう聞き間違えたらワイナリーになるのかは謎だけれど、相当ワインが飲みたかったのか?!でも私にはあるあるの話なのです。)

牛を可愛がる女性
田舎の牛はフレンドリー

一面にリンゴの木が広がるのどかな村にはレストランもあり、食事もできます。

たくさんのリンゴがなっている木
豊作なリンゴの木
道端でりんごを売っている男性
ここで収穫されたリンゴを道端で売っている

川の音と鳥のさえずりだけが聞こえるヒーリングスポット。

川にチベットの旗タルチョーがはためいている
チベットの旗タルチョーとガンジス川の癒される景色

トレッキング後には欠かせない!温泉の村「ガングナーニー」

日本人はもちろん、日本人でなくてもトレッキングした人はみんな立ち寄りたい温泉が「ガングナーニー」。それにインドの街中で否応なしに浴びせられる車の排気ガスは、シャワーだけではとても綺麗に落とせていると思えません。

小さな村の道路に停まっているジープ
横の階段をのぼって行くと温泉に

日本人にはちょうどいいか少し物足りない温度で、スペイン人の女の子は熱がりながらも入浴、ロシア人の子は手を入れただけでダメと即答。

インドの小さな村にある温泉
プールみたいな深さの温泉

トレッキングの後にお湯に浸かれば疲労も筋肉痛も一気に飛んでいきます!(本当に飛んで行った。)

お約束のチャイ休憩ができるローカルレストランもあります。

ローカルなレストランと山が見える景色

「ガンゴートリー」村はこちらの記事を参考にしてください!

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岩がゴロゴロとしている滝のようなガンジス川
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山道に掲げられたサフラン色の旗
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