今日は、飽きっぽい私が続けていることの数少ないことのひとつ「ヨガ」について。
まず最初に、アイキャッチ画像に多くの人が想像するヨガの写真を載せましたが、ヨガはこういうポーズをして写真を撮るためだけのものではありません!!!Yoga is a way of life
ヨガを練習している人、興味を持っている人に声を大にして言いたいのが、インストラクターを目指していなくても
「ヨガのTTCに挑戦して欲しい!」ということ。
ヨガのTTCとは、Teachers Training Course, インストラクター養成講座のこと。
もちろん、TTCを取るには、時間とお金が必要。でもヨガはアーサナだけではない「生き方そのもの」だということがわかるのです。そしてアーサナをしている時の感じ方が全く変わってくるのです。
ヨガのTTC をとりたいけれど、日本と海外で迷っている、長期と短期どっちがいいの、どの学校がいんだろう、などと迷っている人の少しでも役に立てばと思います!
TTCでは何を学べるの?
- アーサナと呼吸法
- アーサナの指導方法
- 瞑想
- マントラ
- ヨガの哲学
- 解剖学
- カルマヨガ
とこんな感じです。たくさんありますねー。もちろん学校によっても変わってきますが……
アーサナ、呼吸法、瞑想、哲学、解剖学は絶対にあるはず。
どのヨガを選んだらいい?
まず、ヨガと言ってもいろんな種類があるのです。私はまずこの段階で迷った。ここでは簡単に説明しますが、一番いいのはそれぞれのヨガ(アーサナ)のクラスをお試しで取ってみること。
もちろん先生との相性もありますが、動きとかが自分に合う・合わないがわかると思います。それでも困ったらハタヨガを選んでおけば間違い無いかと、これはあくまでも個人的な意見です。
- 「ハタヨガ」→ 動きがゆっくり
- 「アシュタンガヨガ」→ ダイナミックでハタヨガに比べ運動量の多い
- 「ヴィンヤサヨガ」→ 動きと呼吸を一体化させ、流れるようにポーズを続ける
- 「アイアンガーヨガ」→ 体の歪みの矯正に重きをおく
動きを見てみたい人は、youtubeなどで検索してみてください!インストラクターによってはTTCでハタヨガ 、その後にヴィンヤサを1週間とかの短期コースで習って、独自に組み合わせ「ハタヴィンヤサ」を教えている人も。
アイアンガーはアーサナの基本なので、TTCを取った後にアイアンガーの集中コースとかに参加している人もいます。私もアイアンガーのコースにインドで何日か参加しました。
長期それとも短期集中コース?
私は1ヶ月の集中コースを全力でおしたい!でも働いている人にとっては1ヶ月の休みなんて無理、それに休みが取れたら旅行でゆっくりしたい、と思うはず。(私も会社員時代はそうだった)
皆さんの状況に合わせて選んでください、とはいえ、環境を思い切って変えてみるのもいいかもしれません。
私は短期集中コースで、1ヶ月の間、先生と生徒で衣食住を共にするアシュラム生活を送りました。
人生の中でこんなにも一つのことに没頭した内容の濃い1ヶ月はなかったと断言できる。
日本それとも海外?
私はヨガの発祥の地インドで取得。日本にも海外にもいい学校はわんさかあります。
日本のメリットはやっぱり慣れた環境とか万が一何かあっても緊急サービスとかが安定しているとか、言葉の問題がない
海外のメリットは、
- 英語で受講できる(英語が苦手な人は日本語通訳がつくコースもあり)
- 世界各国からの興味深い人と知り合える
- 全く違う環境に身を置くことで成長する(これは日本で取得しても言えることかな)
デメリット
メリットの反対 だけれど一番の問題となったのはやっぱり英語。わかってはいたけれど、でもインドなまりの英語には最後までなれなかった……
どのヨガの学校を選んだらいいの?
自分がどれだけ勉強するか、が一番重要点だけれど、学校を選ぶにおいて一つのポイントになるのが全米ヨガアライアンス。
全米ヨガアライアンスとは、
そして、ヨガのTTCを検索していると目につくのがRYSやRYT。どっちも同じこと?スペルが間違っているだけ?と私は混乱。
- RYS→全米ヨガアライアンスの基準を満たしている学校として登録されている。(Registerd Yoga School)
- RYT→全米ヨガアライアンス基準を満たしているコースを終了したインストラクターのこと。(Registerd Yoga Teacher)
各学校がRYT200とかRYT500とかというTTCのコースを行なっています。RYT200が指導者養成講座なら、RYT500は上級指導者養成講座と言えます。
これがあるから大丈夫という保証はないけれど、RYSのコースを終了すれば、全米ヨガアライアンスのページに登録できて、認定指導者としてヨガを教えることができるのです。
ヨガアライアンスのホームページから登録学校を国・地域別に探すことも可能。インドって入力したらなんと!465もの学校が、ここから一つに絞るには大変、さてどうしよう?!
日本・海外問わず、アシュラムに滞在し、その街を観光しなくても自分が心地よいと感じる場所(街)を選ぶのもよいかもしれません。
ビーチ・川の近くとか、山に囲まれた場所、なんとなくインドと繋がりを感じるとか。
あとは、気になる名前の学校があったらコース情報を見てみる、など。こういうのも何かの縁。
とはいえ、多すぎる情報量、ここからどうやって選んだらいいの?ってなりますよね……
おすすめのTTCとは?
私がとったコースは、シヴァナンダヨガ。アシュラムに滞在し、先生・生徒と衣食住を共に勉強するというもの(グルクラシステム)。
寝る部屋、勉強する教室、ご飯を食べるところ、アシュラム内で全てが完了。朝から晩までヨガ三昧な上に、誘惑が少ない、何と言ってもヨガを学ぶ環境であり、余計なエネルギーが入ってこない、ヨガを学ぶのに必要なものだけに囲まれていた、と言っても過言ではないほど。とにかくヨガだけに集中できます。
そして毎日のアールティとマントラを唱えるサットサンガは心を穏やかにキレイにしてくれた。
TTCコース参加中は、アシュラムとかもしくはその学校が用意する食事付きの宿泊施設に泊まる(同じ敷地内にあるのが理想)のがおすすめ。宿泊場所⇆ヨガの学校の移動の間に余計なエネルギーとかに接触するから
食事がついていないと自炊や外食になるとやっぱり気を紛らわす要素がたくさん。
あとは人にもよるけれど私は少人数性が大好き。私がとったコースは30人程度。東京に長年住んでいたけれど、大人数というものに慣れていない私にとって、講義会場に100人とかいたらそれだけで圧倒されてしまい気が散ってしまう。
世界中にファンを持つヨガの師匠!
魅力的なコースを提供している学校はたくさんあるけれど、友達からすすめられたのはスリンダー(@swasti.yogashala)。
彼のファンは世界中に!私は希望している時期に彼のTTCがなくて諦め、リシケシを訪れた時にドロップインのクラスに参加。
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インドなまりの英語が私にはネックだった、そしてファンが多い故にアーサナのクラスは大混雑だけれど、評判の通り、おすすめしたいヨガの学校の一つ。
コロナの影響でオンラインでのTTCが受講可能になっているけれど、状況がおさまるまで待ちたいという人には、まずは日々の生活にヨガを取り入れてみて!
私がインドでとったシヴァナンダのTTCとカルマヨガを経験したシヴァナンダ・バハマのアシュラムについては別記事で紹介します!